『標的型サイバー攻撃の事例分析』
〜攻撃の流れを把握し、複数の視点から総合的な対策を〜

独立行政法人 情報処理推進機構 技術本部 セキュリティセンター
　 情報セキュリティ技術ラボラトリー 研究員 大森雅司 氏

   2011年は、国内の大手重工メーカーや衆議院・参議院が情報窃取型の標的型サイバー攻撃を受け、社会の関心を集めました。これらの攻撃では、標的型攻撃メールにより送付されたコンピューターウイルスがシステム内部に侵入し、スパイ活動をすることで、システム内部の組織情報や個人情報が抜き取られました。　このような被害の大きい標的型サイバー攻撃について典型的な事例を分析し、標的型攻撃に対応する上での課題の考察や、総合的な対策を解説します。

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